PHOTO HUB by nikkor club

メンバーズ・フォト

KOH
2024/09/17 00:11

令和6年9月15日(日)

兵庫県姫路市手柄に鎮座する生矢神社において、当社の氏子のひとつである亀山屋台の完成式が斎行されました。

 

兵庫県はこの日、日中雨の予報だったのですが、早朝に少し降っただけでした。

 

 

 

姫路市が地元の、松本剛明 総務大臣もお祝いに駆けつけられました。

 

 

 

 

腹の底にズシン!と響く太鼓と、威勢のよい掛け声

ヨーイヤサー!は、世の中が栄えますようにとの意味があり、漢字では「世弥栄」と書きます。

 

 

 

屋根と高欄(こうらん)に漆が塗られ、錺(かざり)金具と衣装を纏った完成屋台。

播州地方の祭り屋台は概ね30年毎に新調されます。

すべてが伝統工芸の職人による手造りのため、お値段は...立派なお家が一軒建つ程はかかります。

重量は約1.5トン。(公表はタブーのため推定)

 

 

 

 

 

姫路市の彫刻師、大木光 師による路盤(ろばん)

 

 

 

この日の姫路市の最高気温は32度

湿度は75%あり、私自身も動画用とスチル2台のカメラを持っての撮影で大変でした。

 

 

 

 

 

いいね
コメントする
2 件の返信 (新着順)

KOHさん
雨雲をも吹き飛ばすような、ヨーイヤサー!!の掛け声と熱気がだったのでしょうね✨
この真新しいく光輝いている亀山屋台が、また30年後にどのような表情になるのか・・✨
興味深いですね~😊😊

makun
2024/09/17 11:45

真新しい屋台(と呼ぶんですね、知りませんでした)、見事なものですね。今の時代に新造されるなんて貴重なことだと思いました。職人技の継承もますます難しくなっているでしょうし。


KOH
2024/09/17 14:32

コメントありがとうございます。
播州地方でも内陸の田舎に行くと村が財政的に厳しく屋台の新調は難しいため、大正~昭和初期に新造した屋台を手直ししながら大切に祭りに練り出しています。
姫路はまだ産業の盛んな町ですので、よその村に負けじと競うように30年毎に総新調されていますね。仰るように屋台は宮大工にしか造れませんし、彫刻や刺繍、太鼓、かざり金具など、祭りが盛んな土地であり続けることが伝統工芸の継承につながるものと思います。