ニッコールフォトコンテスト 入賞者の声② 荒井俊明さん
「ニッコールフォトコンテスト」はニッコールクラブ会員だけでなく、プロ・アマチュアを問わず、使用機材のメーカーも問わず、どなたでもご応募いただけるニコンのフォトコンテストです。
過去に入賞されたニッコールクラブ会員の方に、フォトコンテストに関するインタビューをさせていただきました。日頃からフォトコンテストに挑戦されている方も、これから応募してみようと考えている方も、ぜひご一読ください!
荒井 俊明さん インタビュー |
ニッコールクラブ みやこ支部で支部長を務められている荒井俊明さん。「第33回ニッコールフォトコンテスト」の第1部でニッコール大賞を受賞し、「第62回ニッコールフォトコンテスト」では第1部モノクロームの組写真「里暦」で、最高賞である長岡賞も受賞されました。ニコンプラザで支部展や個展も開催され、精力的に作品づくりに励まれています。
第62回ニッコールフォトコンテスト 第1部モノクローム
ニッコール大賞・長岡賞「里暦」(4枚組)
ニッコールフォトコンテスト入賞作品展で受けた衝撃
私が初めてニッコールフォトコンテストに応募したのは32歳の時でした。ニッコールクラブの先輩と、初めて入賞作品展を見に行った時のことは今でも深く脳裏に刻まれています。こんな表現があるのだと、当時、風景写真を中心に活動していた私にはあまりにも衝撃的でした。それ以後、すっかりニッコールフォトコンテストの虜になってしまいました。
初めて受賞した時の喜び
ニッコールフォトコンテストの難易度は高く、自分の作品がどんな評価をされるのかは正直不安でもありますが、名だたる先生方の目に留まって受賞した喜びは格別です。初めて受賞した時の気持ちはどうだったでしょう。遠い昔の話ですが、多分興奮して頭空っぽになっていたでしょうね。この喜びがあるからやめられません。
授賞式は強者が集う約束の場所
ニッコールフォトコンテストの楽しみは授賞式にあるといっても過言ではありません。難関を乗り越えた全国の強者が集まるこの場は、次を目指すエネルギーをもらう場所でもあります。先生方と自由に話せるのも嬉しいですね。「来年この場所で会いましょう」を合言葉に別れたものです。
第67回ニッコールフォトコンテスト 第1部モノクローム
ニッコール大賞「おふくろ」(4枚組)
写真とどう向き合っていくか
歳を重ねた今、これから写真とどう向き合うかは常に考えています。時間をかけてテーマと向き合っていく。この方向性は変わらないと思いますが、地域に密着した写真活動と、常識にとらわれない展示や発表を目指しています。自己満足の世界になりますが、自分自身と地域の方が一緒に楽しめたら最高ですね。
フォトコンテストは作品づくりの原点
私も原点はフォトコンテストにありました。フォトコンテストがあったから今の自分がある。そう思っています。ニッコールフォトコンテストは入賞が困難なコンテストですが、得るものも大きい。まずは挑戦してほしいと思います。百戦錬磨の審査員の眼力に勝つのは大変ですが、入賞の喜びは筆舌に尽くせないですし、たとえ落選しても「何故だめだったのか」をしっかり考え次を目指す。そこが大切です。その繰り返しこそが、自分自身の向上に繋がります。
コンテストに挑戦するならあえてビッグな所を、是非。
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投稿を表示私も挑戦しましたが、まだまだ甘かった!なぜダメかを考える良い機会にして、再挑戦がんばります!
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投稿を表示数あるコンテストの中でもより写真らしさが問われるNikkor contestに入選とは素晴らしいですね。
https://nc-community.nikon-image.com/announcements/bqrqaufmbcuj3r6m