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【イベントレポート】10/10 機材サークル オンラインセミナー

機材サークル オンラインセミナー

「Q&A 連休前にカメラの設定を聞いてみよう」

10月10日(木)20時より機材サークルのオンラインセミナーが開催されました!

今回は初の試みで、全編質問という攻めた企画となりました。題名には、カメラの設定を聞いてみようとなっておりますが、カメラ関係の質問であれば、なんでもお答えする贅沢なオンラインセミナーとなりました。

Q.イメージセンサーのクリーニングは定期的に行った方が良いのでしょうか?
A.出来るなら行った方が良いです。怖ければ、Nikonのメンテナンスサービスを使ってください。
※ニコンプラでの点検・修理サービスには事前予約が必要です。
ニコンプラザサービス事前予約はこちらから
https://www.nikon-image.com/support/showroom/reservation.html

上田先生は、無水エタノールとセンサーのサイズに合わせた専用の道具(センサー用スワブスティック)を使い、清掃するそうです。力の加減など、シビアな部分ではあるので、気を付けてください

※イメージセンサーの清掃をユーザーが自ら行うことは自己責任です。万が一不具合が発生してもメーカーの保証対象外になりますのでご注意ください。

 続いて、上田先生が特に清掃を行う際に意識している3か所を教えていただきました。

【上田先生清掃おすすめ3か所】

①    カメラ本体のセンサー
②    レンズ後ろ
③    レンズキャップ
の清掃をお勧めされていました。特に見落としがちなのが、③のレンズキャップにほこりやゴミが付き、レンズキャップについてゴミがカメラ本体に入ってしまう事が多いそうです。

実際にゴミが付いている状態の例

【センサーのゴミのチェック方法】

AモードでF値を絞れるだけ絞って下さい。シャッタースピードは2~3秒になる様に設定し、白い壁などカメラを揺らしながら撮影し、ぶらして撮る。センサーについたごみは残るので、どこにイメージセンサーのゴミが付いているか分かります。
ゴミを見付けたら、喋らず、ブロアーで狙い撃ち。絶対にやってはいけないのは、エアダスターなど強力なスプレーを使う事です。風が強く、中身の液体などが飛んでしまったらセンサーがダメになってしまうので使用しないでください。上田先生自身メンテナンスに出されることがあるそうなので、分からない時や心配な時はメンテナンスに出した方が良さそうですね。

 旅行関係の質問が多くその流れで飛行機に良く乗る方はピクセルマッピングを行うと良いそうです。ピクセルマッピングとは撮像素子のチェックと最適化を行います。つまり、宇宙船や飛行機などに乗るとイメージセンサーのドット抜けが起こるそうで、飛行機から降りた際にピクセルマッピングを推奨されていました。セットアップメニュー→ピクセルマッピング→実行

バッテリーの管理のためのケース

Q. 旅行日程によると思うのですが、予備のバッテリーはどうしてますか?

A.静止画だけ撮るか、動画を撮るかにもよりますが、静止画だけだと基本2本で足りるので、予備の1本を入れて、3本で撮影します。動画を撮る場合、8~10本を持っていきます。
今回の撮影は、荷物を極力減らすためにUSB直刺し充電で充電器を持って行かなかったそうです。

 

【バッテリーの管理について】
100円ショップなどで売っている、仕切り付きのケースを使われているそうで、使用したバッテリーはひっくり返すことで管理しているそうです。デメリットがあり、音がカチャカチャなるので車の方などは良いかも知れません。歩くたびに音が鳴るので気になるそうで、上田先生は音が鳴らない様に、仕切りに緩衝材を入れて消音しているそうです。

 

質問内容は、周辺機器や旅行時の運搬など様々な質問がされました。日常的に活用できる便利グッズやレンズの購入相談など自由度の高いオンラインセミナーになりました。

次回のオンラインセミナーも皆様のご参加お待ちしております。
 

現在、機材サークルでは2025年1月13日に開催予定のワークショップ参加者を募集中です!
NX Studioを使った作品作りin大阪
東京で満員御礼となったワークショップ「NX Studioを使った作品作り」がさらにパワーアップし、NX Studioを使った画像調整からワンランクアップの作品作りに挑戦!をテーマに大阪でも開催いたします!詳しくはコチラからご確認ください!よろしくお願いいたします!
※リンクをご覧いただくにはニッコールクラブ会員登録とサークルへの登録が必要となります。

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