【イベントレポート】8/18 機材サークル ワークショップ
機材サークル ワークショップNX Studioを使った作品作り |
8月18日(日)に機材サークル ワークショップを開催いたしました。
機材サークルのワークショップと言えば、レンズお試しキャラバンを行ってきましたが今回は「NX Studioを使った作品作り」という事で先日のオンラインセミナーでも好評だったNX Studioのワークショップを開催し、基礎から応用編まで上田先生にお話いただきました。
初めに、現像を行う上でのモニターの重要性について
カラーマネジメントモニターとは、
正しい色を表現するために必要な機能がそろっているモニターです。
ご覧いただくと画面右のモニターは寒色が強く出ているように見えますね。現像を行う際に、この基準となるモニターがずれていると、すべてがずれてしまいます。今回の場合、寒色を抑えるために別の色を入れると、正しいモニターで見たときに違和感が出てしまいます。ですので、上田先生は本格的に現像を行う際は、モニターに注意して欲しいと仰っていました。
NX Studioを隅から隅まで解説いただきました。その中で彩度の調整について触れられ、フォトコンテストなどで審査をする際に、彩度を上げすぎて、破綻してしまっている作品を多く見受けられるそうで、注意喚起をされていました。先生のおすすめ調整法としては、人間の目は現像中に段々と慣れが出てしまい過度に現像してしまいまので、一度高く上げて徐々に下げていくと、上げすぎずに設定をすることが出来る。と仰っていました。各項目ごとに、上田先生の考え方やワンポイントアドバイスがあり、目が離せませんでした。
セミナー中や終了後にも、質問が飛び交い、賑やかな雰囲気で、基本的な質問からマニアックな質問まで、どなたでも満足いただける内容でした。どんな質問にも分かりやすく、即時回答いただける上田先生の知識量に驚嘆しつつ、機材サークルの醍醐味を感じたワークショップになりました。
最後にワークショップにご参加いただいた方の声を一部ご紹介いたします。
ワークショップを通じて
・普段触らない箇所について詳しく知ることができた。
・機能についての全体像を把握することができた。
・説明が分かりやすいし、その場で質問もできる。
多くの声をいただきました。ありがとうございます。