PHOTO HUB by nikkor club

メンバーズ・トーク

2024/10/09 22:28

ニコンFE2の活躍する「シビル・ウォー アメリカ最後の日」と言う映画を鑑賞してきました。
物語は、権威主義的な大統領に抵抗して連邦政府から19もの州が離脱したアメリカ。テキサスとカリフォルニアの同盟からなる“⻄部勢力”と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられると言うのが背景ですが、もう一つの物語は、戦場カメラマンのベテランとその仲間、若き戦場カメラマン(女性)を目指す女性の物語です。

ベテランは、α7を使っていますがそのロゴはテープで見えなくなっています。若きカメラマンは、ニコンFE2を使い、その撮影する様子、撮影した画像が物語の重要な軸となっています。

銀塩フィルムですから現像タンクを使ってフィルムを現像する様子やネガをスマホで読み込みポジにするデバイスを使ったり、興味深いシーンもあります。

沢田教一という人をご存じですか?「安全への逃避」というベトナム戦争で撮った写真でピュリツァー賞を受賞しています。その人の事を思い出しました。

ベトナム在住時に戦争博物館に何度か行ったことがあります。沢田さんの紹介と写真を展示しているスペースがありました。とても直視できない写真もあります。映画の中にもそんな撮影光景があります。重いテーマですが、ニコンファン必見かもしれません。

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1件のコメント (新着順)
まさやん
2024/10/09 22:58

Finderさん。私もこの映画観ました。最初は何故FE2?報道カメラマンがNikonを使うならZ9とかZ8じゃないの?って思いましたが、バッテリーの充電などを考えたら、案外ありかもしれませんね。

映画は終始報道カメラマン目線で描かれていてとても臨場感がありましたね。改めて写真の力を感じさせる内容でした。

沢田教一さんは、ずいぶん昔に自伝を読みました。時代は変わっても、報道写真の重要性は変わりませんね。


Finder
2024/10/10 06:33

まさやんさん。「いいね」とコメントありがとうございます。映画の中のベテランカメラマンがミラーレスで白の望遠レンズを使っているのに対して、志だけで機材をそろえる余裕もない若い女性。1960年代から始まるピュリツァー賞を振り返ると2010年ころまでフィルムで撮影した様に見えますので過去の作者、機材へのリスペクトの意味を含めてNIKONのカメラが使われたのだと感じました。それだけニコンのカメラが愛され信用されていたのですね~。
映画の中に登場するカメラはニコンが多いですよね。スーパーマン・鋼鉄の男で登場するロイス・レーンが使っていたのはニコンD3でしたね。^^

参考資料:https://www.photomarket.org/#1960s