今年は随分と天候不順な様子ですが、それでも本州は梅雨のシーズン。今月の撮影におすすめの場所は、梅雨がないといわれる北海道。本州の湿った空気を離れ、７月は北海道で初夏を楽しめる、オンネトー湖を紹介します。北海道東部に位置する阿寒湖を中心として「阿寒国立公園」の最西にあたる場所にあるのが、このオンネトー湖。見る角度によって、湖の色合いがエメラルド・グリーン、ダーク・ブルー、クリアなブルーなどに変化する神秘さも写真的な魅力のひとつ。
北海道には真冬の景色の撮影にも行きますが、この爽やかな季節の撮影には過酷ではなく、緩やかな気持ちで風景を楽しめて優しい気持ちになれます。真夏になれば、北海道といえども、最近はそれなりに暑くもなりますが、７月なら、まだ初夏の気候のような爽やかさで撮影旅ができます。空気が澄んでいるので、作品もクリアな画像に仕上がったと満足。
そんな清涼感を感じていただけましたか。本州より一足早い紅葉の撮影もおすすめです。
（三好和義）
 

初夏の北海道、爽やかで涼しい風が吹き抜けていく様子が目に浮かびます。7月上旬で既に猛暑日が続く今日この頃ですが、そんな状況から抜け出して北海道に撮影に行きたい！と思われた方も多いのではないでしょうか。まだまだ夏はこれからですが、暑さに負けず、そして熱中症に気を付けて皆様撮影されてください！（ニッコールクラブ事務局）