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【イベントレポート】7/12 (金) 機材サークル オンラインセミナー

機材サークル オンラインセミナー
NX Studioを使ったベーシックな画像編集

7月12日(金)20時より機材サークルのオンラインセミナーが開催されました!
今回はNX Studioを使い、基礎的な部分から現像の際の注意点など盛り沢山な内容でした。
参加された多くの方から質問をいただき盛り上がりました!誠にありがとうございます!
一部抜粋しながらご紹介いたします。

初めに、現像の際の注意点からお話いただきました。彩度の上げすぎによる色飽和。作品の表現としては良いが意図せずになってしまっている方がいるので、注意です。続いて、輪郭協調、シャープネスのかけすぎによりプリント際に浮き出てしまう現象。シャープ過ぎると際立ってしまいその様な現象が起こってしまいます。上田先生はスマートフォンで見るのとプリントするので設定を変えているそうで、小さな画面で見る際はシャープネスを上げ線が太くなるようにする。デジタル画面上だと線が太いとシャープに見える傾向があるそうです。一方プリントの場合は線が細い方が綺麗に見えるそうで、何事も程々にして実際にプリントしながら確認することを上田先生はおすすめされていました。特にシャープネスは上げすぎる傾向にあるので注意が必要だと仰っていました。

続いてトーンカーブについてお話いただきました。
コントラストの調整で最も使うのがトーンカーブです。右側が明るい、左側が暗い写真に対して、どのボリュームが明るいかを高さで表してくれています。上田先生のお勧めとしては、あまりポイントは打たない方が良い。理由としては細かくポイントを打つと作品が破綻しやすくなる。トーンカーブは、トーンでカーブを描くので、なだらかなはずですがポイントを多く打つことによって一部分だけ変化ができてしまうとトーンを描けずに破綻して、バンディングが起きてしまいます。上田先生は、トーンカーブを使用する際は3か所、明暗を調整するだけなら1か所を調整されるそうです。

トーンカーブの少し特殊な使い方について。
トーンカーブは0~255の中で明るさが表現されています。0が最も暗く、255が最も明るい部分です。上田先生が少し特殊な使い方を教えてくださいました。

【黒つぶれや白とびをあえてさせる設定の仕方】
黒つぶれの場合:0レベルを横に動かすと黒つぶれの範囲が広くなる。
白とびの場合:255レベルを横に動かすと白とびの範囲が広くなる。

通常の設定
通常の設定
黒つぶれの範囲を広くする設定
白とびの範囲を広くする設定

トーンカーブは非常に便利な機能なので是非とも使って自分のベストな設定を見つけてみてください!!
最後に質問コーナーです。セミナー途中で随時質問に対してお答えいただいていたのですが、多くの質問があり最後に延長戦という形で質問を受けさせていただきました。当日は皆様アクティブに質問をいただき上田先生も驚かれていました。今回のオンラインセミナーを経て、NX Studioに挑戦してみたいと思われた方や便利な機能を知るきっかけになった方が少しでもいらっしゃればと思います。

質問があったZ6IIIに搭載された「フレキシブルカラーピクチャーコントロール」について改めてご説明いただきました

次回のオンラインセミナーは、2024年9月12日(木) 20:00 ~ 21:30
「オートフォーカスを使いこなそう  AFを活かした決定的瞬間 !」です。皆様のご参加をお待ちしております。

https://nc-community.nikon-image.com/announcements/xdmfvvqcw3mlgvnm


 

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1 件の返信 (新着順)
MikiRYoko
2024/08/07 19:36

知りませんでした。NXstdio
もう一度やって欲しいです。