桜のハイシーズンですが、今回は新緑を楽しめる撮影地の紹介をします。秋の紅葉も好きですが、
初夏の新緑の撮影は気分も晴れ晴れしく、心地よさを満喫できます。

まずは、群馬県の四万湖です。草津温泉に程近いダム湖です。コバルトブルーの風景が有名ですが、5月のこの時期だけに見られる木が水没する光景は写真家に人気です。作品は湖につながる川の風景。風情があります。

2枚目は新潟の星峠。ここは棚田の撮影地として人気のスポット。夜には星の撮影も楽しめます。
朝日を受けて、輝く棚田を撮影しました。

ここで良かったのは風情のある旅館。クラシックな割に高価ではなく、撮影旅には嬉しいお宿です。撮影だけでなく、宿の趣も楽しめる贅沢さ。

 3枚目は秋田県の大潟溜池。たどり着くには舗装されていない農道のような道を進んで行きます。
溜池の向こうには、雪をいただいた鳥海山が伺えます。澄んだ空気感を表現するために風が止むのを待ちました。周辺は米作のさかんなエリアなので溜池がたくさんあります。その中で美しい場所を探しました。

初夏の清涼感を感じる新緑の風景。皆さんも楽しんでください。（三好和義）

桜の見頃もあっという間に終わってしまいそうですね。次の新緑シーズンに向けて予習？の気持ちで拝見しました。風景サークルでは、5月に埼玉県の長瀞で「三好和義先生と撮る『新緑の長瀞』」ワークショップを実施予定です。ぜひこちらもご参加ください！（ニッコールクラブ事務局）