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梅雨の晴れ間に

f24mmF1.4 絞り2.8 露光14s ISO1000 (撮影 2024年6月)

 梅雨の晴れ間を見つけての星空撮影です。ここ地方でも星空は年々見えにくくなっています。透明度が良かったのか、久し振りに肉眼で天の川が見えているのに気づきました。いつもは光害(ひかりがい)が少ない場所へ逃れて撮影するのですが、街灯など明るい場所でどのように写せるのかと挑戦してみました。右側からは地方都市の営みの灯り、左側は山間地で露光は写野中央部に合わせました。周囲が明るいので絞り込みましたが、もっと絞っても良いように思いました。季節ですので同日に同機材で撮影した天頂付近の「七夕の星空」を追加しました。(七夕 新暦7月7日 旧暦は新暦の8月10日頃)

「天頂付近の空」 f24mmF1.4 絞り2 露光30s ISO1250 (撮影 2024年6月)
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2 件の返信 (新着順)
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2024/08/08 22:30

夏の天の川、毎日が美しい天体ショーですよね。いて座付近も美しいですが、美しい夏の大三角形は、とても美しいですね~。ナイスショットです。^^


コメントありがとうございます。
 そうですねデジタルカメラの発達で星空の撮影が身近になったこと。また、撮影効率が良くなったことでプロの方も撮影するようになってきたものと思っています。しかしながら引き換えのようにして自然の星空の方は光害に押され撮影できる場所はかなり少なくなってきました。天頂付近だけで云うと田舎では星がよく見えていると言える日が年に数回ありこの予報?の無いことのが残念です。しかし夏の大三角は天頂付近を通るので比較的容易に撮影できる場所です。出来れば風景を混ぜて撮りたい所なのですが中々機会が訪れません。合成は避けたいので昔ながらの一枚撮りで、フィールドを暗室代わりに挑んでおります。
f28mmF1.4 絞り2 露光20秒 ISO1600 D700 (撮影2019年6月)

Finder
2024/08/10 21:19

一枚撮りでこれだけの星空を再現するには、かなり条件の良い所で撮影されれいるのですね。私は、郷里の近所の電線や街灯の少ない所で撮影する事が良くあります。三脚固定で星が流れない程度の露光で撮影しますが、なかなか期待通りにはなりません。コッポジットが必須になってしまいます。
また、素晴らしい星景作品を拝見させてくださいね。

コメントありがとうございます。
 旧暦の七夕(8月10日頃)が近づき、美しい夏の大三角が見やすい頃ですね。昔見た星空に近い空に近づくためには、残念ながら空の暗いところに出かけないと無理のようです。先の画像は空の暗い所と比較的暗い地域との境目付近で明るい地域の方向を撮影したものです。年に数回ですが空の暗い地域に出かけて撮影したものの1枚でした。添付画像は同日では無いのですが同じ場所での夏の大三角形付近です。普段は田舎の少し暗い所で撮影しています。一枚撮りで他の方と並ぶためには条件の良い所で撮影しないと無理のようです。
 星座を探しにくくなるのが、フィルムのハレーションが無くなったデジタルの欠点でしょうか。ギャラリーで見るデジタル画像に立体感が少なくなったように見えてくるのは脳内学習の成果か、気のせいでしょうか?
 f28mmF1.4 絞り2 露光25秒 ISO3200 D700 (撮影2019年8月)

Finder
2024/08/11 09:13

一枚撮りでこれだけの描写は、凄いですね。私は、郷里の香川県の田舎ですが住宅地で撮影しているのでこんなに綺麗に銀河を撮影出来ていません。こんど機会を見つけて良い条件の場所で撮影してみたいと思います。ちなみに先月末に郷里で撮った銀河の写真を「みんなの広場」に投稿しました。
全て三脚固定、6枚コンポジットで編集しています。^^

コメントありがとうございます。
 故郷は今でも肉眼で天の川が見える自然豊かな所のようですね。星の数ではカメラに肉眼は負けますが、ダイナミックレンジ(ラチチュード)や微光下での色表現(長時間露光を除く)では肉眼が勝っていますので、その分も使う側が頑張らないといけないですね。
 被写体によっても違いますが、星空を見るそのものには邪魔になる光害も目に感じた地上風景を写し取るには必要となってくる場合も有ります。また、目に感じた「黒の情景」は、まだ写し撮ることが出来ないようなので弱い補助光(街明かり、自動販売機の灯り)などを使うと目で見た星空の光景に近い画像になってくると思います。
 私も色々な場所で星空を撮影して愉しんでおります。
画像はフィールドでのメイン機材です。
 三脚の雲台の上に簡易赤道儀、その上に自由雲台を2個重ねて載せています。バランスが悪いですが致し方ありません。長時間露光ですのでピントリングは合わせたらその都度マスキングテープで固定しますが外気温によって微妙に変わります。レンズに露が付く時期にはこれに電気ヒーターを装備することになります。(今は短時間露光が撮影の中心となっていますので殆ど使うことがありません。短時間露光を超える長時間露光時と凍結気温に下がった場合だけです。)

ほしぞらほうこうにんさん
梅雨の時期にこんなに綺麗な天の川が見られたら、嬉しいですね👀✨
私は星座に詳しくないのですが、ほしぞらほうこうにんさんが星座のお名前を載せてくださっているので、フムフムここのあたりかな?これかな?なんて思いながら、お写真拝見しました😊
最後の天頂付近でのお写真、天の川を挟んで織り姫星と彦星がハッキリ見えますね😍💕
七夕の日も晴れますように🎋✨😊


ありがとうございます。梅雨空に思いがけない晴れ間があり、おまけに天の川も見えてきましたのでビックリでした。肉眼で見える星の数が減って結べる星座が少なくなってきました。まあ、星座を結べたとしてもその姿を想像できない星座も多数有りますが、さそり座は姿を想像し易い星座の一つです。和名は「鯛釣り星」、「魚釣り星」」などと云い、釣り針の姿にも見えてきます。
 七夕の星々が高く昇るのは新暦では深夜近くになりますが、旧暦(新暦の8月10日頃)では星が見え出す頃には観望しやすい高さに昇っています。新暦の七夕の日は晴れることが少ないようですが、新暦、旧暦共に「七夕の日」には晴れて欲しいものです。