
【イベントレポート】12/12 機材サークル オンラインセミナー
機材サークル オンラインセミナー「Zマウント超望遠レンズお試し撮影会&流し撮りに挑戦! in大阪国際(伊丹)空港 作品講評」 |
12月12日(木)20時より機材サークルのオンラインセミナーが開催されました!
機材サークルワークショップ「Zマウント超望遠レンズお試し撮影会&流し撮りに挑戦! in大阪国際(伊丹)空港」で撮影された作品講評になります。
クショップにご参加いただいた全員の方にPHOTO HUBに作品を投稿していただきました。ありがとうございます!皆様が撮影された作品は、個性的で飛行機撮影という被写体の中でも独創的な表現が光りました。今回初参加で流し撮りをされる方や日頃から動き物を撮影されているベテランの方まで幅広い層の方にご参加いただきました。

初めに流し撮りの注意点について
「流し撮りって、面で捉えると飛行機の先端から後ろの尾翼までブレ無いように映るんですけどその条件があって、斜めから撮ると先端はピントが合い、後ろに行くにつれてブレる現象が起きます。カメラのセンサーと飛行機の位置が真っ直ぐになると前、後ろ共にブレにくくなります。」応用編としては、斜めから撮り、先頭にピントを合わせ、後ろに行くにつれてブレを起こすことによってスピード感を出すことも出来ると仰っていました。表現の引き出しとしても面白そうですね。
講評については、一作品一作品丁寧に講評いただきました。
その上田晃司先生の講評の一部を、ご紹介させていただきます。
のりぞー(Matsuoka)さんの作品

「エンジンと車輪をベースに捉えられた作品。28~400mmいいですねぇ!敢えて前を入れないってあんまり見ることないですけど、この斬新な構図が意外とハマりが良くて、エンジンと車輪の間の空気を圧縮した感じもしっかりと出ていて、すごくカッコ良いですね!対角線構図でバスっと切っていて、前も切っちゃうのも、すごくスピード感があって、エンジンと車輪とタイトルが付いているだけあってすごく見ごたえのある作品でした。」
Hiromitsuさんの作品

「これ!ほぼ完ぺきな作品ですね!浮き上がる瞬間とピントと企業ロゴもシャープにきているので。シャッタースピードは1/30 いいですね!すごい迫力!赤の光が反射して、中の人まで見えますね!素晴らしい作品ですね!余談ですが、飛行機の室内灯を付ける会社と付けない会社に分かれているという記事を読んだことがあります。日本の航空会社は結構つけて降りるんですが、海外だと結構消して降ります。事故が起きたときに目が慣れるか、慣れないか議論があるそうです。講評に戻り、室内灯が付いていると中の人が見えてすてきだなぁと思いました。ありがとうございます」
最後に上田先生の作品を見せていただきました。
2024年12月13日発売されたZ50IIに、ワークショップの為にフレキシブルピクチャーコントロールのイメージングレシピを作成して、それを使って撮影した撮って出しのJPEGです。映画のワンシーンの様なイメージで撮影されたそうです。

カメラ:Z50II
レンズ:NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S
ISO100 シャッタースピード 1/4000 f/4
「600mmのf/4にテレコンバーターを入れて、DXフォーマットなので840mmの1,5倍で撮った作品です。600mmのレンズって次元が違いますよね。DXフォーマットで撮ってもそう感じられるので、クリアで立体感のある写真を撮ることができるZ50IIは優秀ですね。アップにしても飛行機に書いてある文字が読めるくらい解像度が高いので感動しました。」

カメラ:Z50II
レンズ:NIKKOR Z 28-400mm f/4-8 VR
ISO1600 シャッタースピード 1/25 f/8
「Z50II凄く良かったです。飛行機を撮るにも、望遠効果を簡単に得られるのと、小さな機材で撮れるようになってきたので、航空祭や長さ制限のある場合などにZ50IIをバックアップで持っておくのは良いと思いました。」
上田先生の素敵な雰囲気の作品を一部ご紹介いたしました!
次のワークショップ、オンラインセミナーのご参加心よりお待ちしております!!