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【イベントレポート】8/28 組写真サークル オンラインセミナー 作品講評

組写真サークル オンラインセミナー
作品講評

8/28(水)20:00から組写真サークルのオンラインセミナーを開催いたしました。今回のオンラインセミナーは事務局に寄せられた組写真作品の作品講評です。印刷された作品と候補にあがった作品を小林先生がじっくりとご覧になり、オンラインで丁寧にお話いただきました。時折、候補に上がる作品数に『もう少しみたい・・・』など、その時に感じたことをお話くださるので、小林先生のお人柄も伝わってくるオンラインセミナーです。

このオンラインセミナーで講評した作品をご紹介いたします。

タイトル:防波堤で営む

港で撮影されたようなお魚が写った3枚組の作品です。候補に上がった作品から、ロープの作品に注目され、タイトルが説明的にならぬよう、作者は何を見ているのか?などが観る側に伝わってくるように『私にはこんなふうに世界が見えています』と宣言する手段であり、あなたにもそう見えませんか?という問いかけがあると作品に深みが出てくるとおっしゃいました。小林先生は候補に上がった作品から、作者の気になった部分を感じとられ、作品を組む工程をみせていただきました。

タイトル:本番直前 エンヤラヤー

お祭り本番前の『鉾(ホコ)の曳き初め』を撮影された作品です。タイトルを意識して実際の本番直前でなくても、本番直前に見える作品を選ぶ必要があり、伝えることが必要とお話いただき、小林先生は作品に写る子どもの様子を退屈そうに見えてリハーサルに飽きている様子を感じる、本番の様子とは異なる雰囲気を感じ取られました。色々な候補を見ながら、山車の作品や、何か引いている男性の作品をひとつずつ見え方・感じ方を先生は丁寧に分かりやすく解説してくださいました。それぞれの作品を見て考え、タイトルと作品を改めて俯瞰してみられるようになれれば、新たな何かが見つかるかもしれないですね。

今回、講評した作品ですが同じテーマの作品を繰り返し送っていただくのも、可能です。きっと小林先生も成長過程を喜んでくださると思います。

この事務局に寄せられた作品は、組写真に興味を持ち初めてチャレンジした作品やライフワークとして撮影してきた作品を組んだベテラン作品など、様々な方からお送りいただいています。オンラインセミナーの講評予定はお約束できませんが、参加費なしでプリントした作品を見て頂ける機会は滅多にないことだと思います!そして他の方の作品を観ること、考えることもとても大切なことと小林先生はおっしゃっていました。ぜひ皆様の作品をお待ちしています。

ニッコールクラブ事務局では組写真作品を募集しています。詳細は組写真作品一覧に掲載していますので、ぜひ挑戦してみたい方の応募をお待ちしています!

 

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