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【イベントレポート】2/14 組写真サークル オンラインセミナー

組写真サークル オンラインセミナー

組写真とはⅡ

2月14日(水)20時より組写真サークルのオンラインセミナーを開催しました。

初回のオンラインセミナーが大変好評だったため、再度「組写真とはⅡ」と題し小林先生にお話していただきました。

組写真作品のタイトルは非常に重要で、タイトルとビジュアルだけで観る人に伝える。そして答えはないと毎回お話いただきますが、作品によって感じること、組む工程もまったく変わるのだと感じるオンラインセミナーで大変勉強になりました。

1つずつ作品を組む工程を被写体の顔の向きや似たような構図の作品は選ばないなど様々な要素をそれぞれの作品から丁寧にお話いただきました。

まずはタイトル「はじまりの1ページ」

お父さんがお子さんの入学式を一生懸命に撮影した作品。1枚ずつ関連する写真をいっしょに確認しながら、セレクトする中で気にする点や避けた方がいいことなどをお話していただきました。

この1枚の写真から、椅子に座り届かない足の様子から背丈も小さいことや、体育館の奥行感や装飾のリボン、本人の顔の表情から学校生活に慣れない緊張した入学式の雰囲気がとても伝わってきますねと小林先生が仰っていて、椅子に座った写真から様々なイメージを膨らませることができることを知り、まったく意識していないものだったので、とても驚き納得しました!

そしてタイトルを考える時間は、とても好きだと小林先生は仰っていました。タイトル付けるのが苦手だと言われる方もいるかもしれませんが、観る側に立ちながらタイトルを悩む過程を楽しむことで、より一層作品の質がグッと上がるような気がしました。

 最後に大阪で行ったワークショップでお預かりした作品を講評いただき、中にはニッコールフォトコンで入賞するレベルに組みあがるのでは、という作品もあり、ドキドキする場面もありました。

組写真について、難しくまだまだ理解できていないなど、会員の方々からお話を聞くことがあります。小林先生仰っていたように「組写真に答えはない」ので、まずは○○のテーマで撮ってみようなど、アプローチを変えて撮影に行ってみるのもいいかもしれません。

 次回のオンラインセミナーは「私のイチオシ組写真」です。事務局に寄せられた作品の中から小林先生が作品講評を行います。色々な作品を見ることで新たな気づきを得られると思います!

 3月6日(水)の20:00から行います。

皆様のご参加をお待ちしています!

 

【組写真作品作りについてメモ】※これが全てではありません。

□セレクトするとき

・似たカットは選ばない

・登場人物が多いと観る側は混乱する

・伝えたい、伝える情報に気づくこと

・タイトルで説明せずに想像させる

 

□写真を撮るときは

・テーマを決める

・スナップを撮る、ポートレートを撮るなど1つに選択して集中して撮る。

・顔の向きも意識する

・同じ被写体に対してバリエーションを多く撮る(左右前後など)

 

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