【イベントレポート】 三好和義先生と撮る 「東大寺の静寂」
8月4日(日)に風景サークルのワークショップを行いました。今回は三好先生が様々な作品を発表されている奈良県東大寺で行いました。当日、東大寺さんには特別なご配慮をいただきました。通常の賑やかな大仏殿とは異なる静かな朝の佇まいの中、特別な時間を過ごすことができました。当日の天気は良好、気温も上昇し、とても暑い中でのワークショップでした。
参加された方は14名
(残念ながら当日ご欠席の方がおられました。次回のご参加をお待ちしております。)
■撮影ルート
東大寺大仏殿中門(集合)→大仏殿正面参道→八角燈籠→大仏殿内→南大門→二月堂
まずは全員で中門に移動し、参道正面からの撮影を行いました。静寂に包まれた大仏殿はとても貴重な時間で、特別な体験をすることができました。大仏殿の雄大な佇まいに感動しました。しかしながら特別な時間が過ぎるのは早く、後ろ髪を引かれるようにすぐさま移動。移動中でも三好先生は撮影に関するさまざまな解説を参加された方々にお話されていて、皆様その場で構図を変えるなど、集中して撮影されていました。
参道を進み、大仏殿内へ。間近でみる大仏様は見る側の心を読んでいるかのように穏やかな表情をされていて、しばらくジッと動けなくなりました。のちにはお参りをされる方がいらっしゃいましたが、混みあうことはなく、撮影をすることができました。じっくりと撮影をされたい方は拝観開始時間に合わせて参拝されることをおすすめします。大仏殿の撮影は記念撮影の範囲であれば自由ですが、三脚類の使用はできません。
そして昼食までは自由に撮影を行いました。奈良公園に向かう方や三好先生といっしょに撮影を楽しむ方など行動に制限も設けることなく撮影を楽しんでいただきました。
季節や天候によって変わる境内の様子も必見です。ぜひ皆様が過去に撮影された作品の様々な東大寺の風景も投稿してください。
昼食は三好先生ご贔屓で仏像写真のパイオニアでもある松山志良氏に由来のある鹿鳴園でそうめんをいただきました。奈良は「日本三大そうめん」の一つ(事務局調べ)三輪そうめんが有名ですね!鹿鳴園さんで、冷たく美味しいそうめんを頂きながらご主人の楽しい写真講義に耳を傾け、休憩を取りました。その後は入江泰吉旧居へ移動。三好先生が撮影された作品をその場で拝見し現像についてお話していただきました。三好先生の現像を間近でみせていただける貴重な機会、風景サークルの醍醐味になっています。
風景サークルでは9月8日(日)19:00~オンラインセミナーを予定しています。このワークショップで撮影された作品の作品講評です。ワークショップに参加されなかった方もワークショップの雰囲気やたくさんの作品を通じて、今後撮影していく中での新たな気づきを得られる絶好の機会です。ぜひ皆様のご参加をおまちしています。大仏殿での集合写真は禁止ですが、拝観時間外のため特別に許可されました。
風景サークル オンラインセミナー詳細はこちらからご確認をお願いいたします。
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