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写真展

ニッコールクラブ会員展 小池 喜美枝「古都逍遙『クマリの面影を求めて』」インタビュー

会場:ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
会期:2024年2月29日(木)~2024年3月13日(水) 日曜休館
   10:30~18:30(最終日は15:00まで)

ニコンプラザ大阪のTHE GALLERYにて、ニッコールクラブ会員の小池喜美枝さんが写真展を開催しています。ニッコールクラブのキャッスル大阪支部に所属する小池喜美枝さんがどのように写真展に取り組まれたか、お話を伺いました。

小池喜美枝さん(前列左)とそのご家族(後列)。搬入にはキャッスル大阪支部の支部長・宮崎豊さん(前列右)も。
今回の写真展の撮影はどちらで行われましたか?

世界遺産にも選ばれた、ネパールのカトマンズ盆地です。旅行社主催による1週間程度のツアーで、15名ほどの参加者の中に個人で参加しました。

そこで撮影した写真は、はじめは「ネパールの子供たち」というタイトルで子供たちをテーマにまとめていたのですが、ニッコールクラブの支部キャラバン(ニッコールクラブ支部特典。ニッコールクラブ アドバイザーが支部に赴き、直接指導します)で小林紀晴先生に「子供か信仰か、どちらかにテーマを絞った方がいい」とのアドバイスを受けました。

ネパールには「クマリ」という信仰の文化があります。クマリとはネパールに住む生きた女神のことで、様々な厳しい条件をクリアした少女が初潮を迎えるまでの間、人々の信仰の対象となります。今回の写真展は、クマリ信仰を表現のベースにしました。

撮影にはDfと24-120㎜のレンズをよく使用しています。

今回の作品制作への取り組みで工夫したこと、印象的だったことを教えてください。

一般的な旅行ツアーに参加した中での撮影でしたが、できるだけ他の人が撮らないようなところに目を向けて、自分なりに工夫して撮るように歩き回りました。

写真展開催が決定した時は、大きく印刷したかったので大型プリンターをお借りして、1メートル前後のロール紙でプリントしています。その時には娘にも協力してもらいました。

小池さんは過去にも2度、ニコンプラザ大阪で写真展を開催されています。

合格するのは3回目ですが、嬉しかったです。今回の写真も、「ぜひ写真展を開催したい」と思いながら撮影をしていました。わたしの写真ライフにおいて、写真展を開くことがひとつの目標になっているのです。

キャッスル大阪支部に入部されてどのくらいですか?

確か2018年頃から、6年ほどになると思います。支部長の宮崎豊さんが写真展に1番に来てくださって、それからだったかと。

作品制作にあたっては、これまで宮崎さんにたくさんのアドバイスをいただきました。今回の写真展も作品選びは自分でおこなっていますが、展示にあたってのレイアウトなどは相談に乗っていただきました。支部の中でたくさん写真を勉強させていただき、充実した写真生活を楽しんでいます。

今後の写真活動の目標はありますか?

最近は古墳に興味を持っているので、この写真展が終わったらすぐに市のギャラリーに出したいと思い、応募する予定でいます。今後、古墳ブームになるのではないかという話もあると聞いて、励まされています。

写真展の開催はわたしの目標で、生き甲斐になっています。

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