
【イベントレポート】12/21 ステップアップサークル オンラインセミナー
ステップアップサークル オンラインセミナー |
12月21日(土)10時より、ステップアップオンラインセミナーを開催しました。今回のオンラインセミナーの内容は、7月から12月までの間に募集いたしました、お題「モノクロ写真を撮ってみよう!」の作品講評でした。約5ヶ月の期間がございましたので、たくさんの作品が集まりました。こちらではその秋山先生の講評のコメントの一部を抜粋し、ご紹介したいと思います。
RyoDobonさん
タイトル:東山 古川町商店街

「ゆきだるまさんと一緒に撮影に行かれたんですよね(^^)。その中でもこの作品がとてもいいなぁと思っていて、たくさんの電飾を取り入れつつ、トレンチコートを着た女性に横から光が当たり、このコートのしわがたくさん出ていて、静かな景色の中をタタタタッと速足で歩いて行っている人物の動きを感じますし、四隅を暗く締めたことによって中央部分に視線が向かうようなこだわりを感じられます。人物のサイドと手前を看板で挟み撃ちにされているところが面白い切り口で瞬間を狙われて撮影しているなと、面白く素敵な作品だなと思いました。」
MobydickTakahashiさん
タイトル:変わりゆく新宿

「Mobyさんはスナップが好きで、継続して撮影されているんですね(^^)。さまざまな切り口で物事を見られている、視点をもたれている方だなと感じさせられる作品ですね。モノクロで撮影することを意識して切り取られたということで、上手く四隅を完全にシャドーにしたことによって新宿のコントラストの強い街並みの雰囲気が出ているところもいいですし、人物もカートを引いているという、行き交いの激しい街であることがちゃんと伝わってくるような人物をセレクトされているところも素晴らしいなと思いました。」
Naoki Uさん
タイトル:「バラ」

「光が飽和するように、まるでロウソクのような光で輝いている感じ、透明感の出し方がお見事だなぁと思いました(^^)。柔らかいお花の雰囲気と、ディープトーンモノクロームで少し露出明るめに仕上げた印象がマッチしていますね。ディープトーンモノクロームは案外、コントラストがあまり出ない柔らかい印象の仕上がりになる設定なので、私は場所によってはディープトーンモノクロームを使用する時に、コントラストを0.5くらい強めて使用することが多いです。その方が、光が当たっているところと影になっているところの差が出てくれますので、撮影によっては試してみてくださいね。」
そして、作品講評の最後に秋山先生の作品も拝見させていただきました。

「お店があり、そこに影ができていて影の向こう側にマネキンがあったので撮影してみました。あとからマネキンの顔の部分だけカラーコントロールポイントでコントラストと明るさを調整して、もう少し顔が浮かび上がるようにしています。光が当たって透けているというのがより伝わるような仕上がりになっているのではないかと思います。JPEGのデータであっても、これぐらいは特に違和感なくカラーコントロールポイントを使って調整することができるので、これまでRAWで撮っていないという方でもぜひ積極的にNX Studioを使っていただいて、部分的な補正とか調整にトライしていただければな、と思います。」
「この日は、NIKKOR Z 50mm f/1.4のレンズ1本で撮影しています。このレンズの面白いところは、f1.4ということもあって、すごくボケ味がまろやか。開放で撮影した時のシャープさ、ピントを合わせたところからボケ味までのグラデーションの出方がなめらか且つ立体感があり、これでモノクロを撮るのはすごく面白いなと実感しているので、当分このレンズと、NIKKOR Z 35mm f/1.4で撮り続けて作品作りをしようかなと思っています。」
その他にも数枚、作品をご紹介いただきました。ステップアップサークルの作品ページに秋山先生が作品投稿してくださっていますので、皆様ぜひご覧いただけたらと思います!!
(各サークルへのご投稿や作品をご覧になるには、サークルへの登録が必要です。ご自身のマイページよりご登録をお願いいたします。)
秋山先生、お忙しい中たくさんの作品の講評をとても丁寧に行っていただき、ありがとうございました!!ご視聴いただいた皆様も、ありがとうございました!!
次回、ステップアップサークル作品のお題は【ふんわり写真を撮ってみよう!】です。
(投稿期間:2024年12月24日(火)~2025年5月9日(金)16:00まで)
ご投稿の際に、ステップアップ作品一覧 → カテゴリーは“お題”を選んでいただきご投稿をお願いいたします。(ハッシュタグの設定欄には、ステップアップ、ふんわり写真を撮ってみよう!をご入力ください。)
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投稿を表示この日のセミナーで、この作品の講評いただいたとき、
① たくさんの電飾を取り入れて、
② トレンチコートを着た女性に横から光が当たってるタイミングを狙い、
③ このコートのしわがたくさん出ている状況を捉え、
④ タタタタッと速足で歩いて行っている人物を追いかけ、
⑤ 四隅を暗く締めたことによって中央部分に視線が向かうような処理を施し、
⑥ 人物のサイドと手前を看板で挟み撃ちになってるところで撮る
以上、6点、ご指摘いただき、本当に嬉しぅございました。なぜならば、上記、撮影時に意識した(⑤は、あとでNX studioでヴィネットコントロールを操作しましたが)ことを全てドンピシャで言い当てていただいたことが、何より、先生に伝わったということで、最高でした。
中崎町ワークショップに行けなかったので悔しい思いをしてましたが、ゆきだるまさんに連れて行ってもらったこの場所が雰囲気そっくりで、たまたま現れたこの女性の被写体を何とか捉えようと、少し焦って追いかけつつー、のカメラ設定しつつーの、パシャ!で、まさに狙った獲物的な一枚でしたから、まー、この秋山先生からの講評、どんだけ嬉しかったか!
ちなみに、これらのポイントは、すべて秋山先生をはじめ、アドバイザーの先生方のオンラインセミナーで教えていただいたことを活かしている内容ばかりなんです。
とにかく、PHOTO HUBでセミナー聞いてて良かった‼️と感じた一瞬でした。
あらためて先生方に感謝申し上げます😊🙇
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投稿を表示この日は外せない用事で、セミナー聴き損なっていましたが、なんと「変わりゆく新宿」の講評の様子を取り上げて頂いてました!ありがとうございます!自分の作品のどこが良いのか分からない事が多く、講評頂くと、次に繋がります。いつもありがとうございます。