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サークル:風景

三好先生の撮影日記<Vol.5> 富士山

冬撮影といえば欠かせないのは富士山の撮影です。今から30年ほど前、まだアナログの時代に富士山の撮影を始めました。当時はカメラのすべてがアナログ。天気も今のように、インターネットでピンポイントの天気を調べられるような時代ではありませんでした。デジタルの時代になって機材はもちろん、周辺情報も調達できるようになって、富士山撮影はますます楽しいものになっています。
今回、撮影したのは精進湖。朝焼けに映える見事な「つるし雲」に出会いました。なんとも美しく神々しい風景です。富士山の撮影は基本、朝方。夜明け前に準備をします。冬なので、もちろん寒い。寒さ対策は重要なポイント。特に冷えるのは足元。僕は暖かいウールの靴下を愛用しています。
マストな機材はNDフィルターです。目には見えない水面や雲を表現できた時、写真を撮る喜びを感じます。あとの2枚は同じ富士山の西側にある本栖湖。それに反対側にある山中湖。太陽の反射がそれぞれ違うので何箇所で撮る楽しみがありますね。(三好和義)

NDフィルターを使って、日に照らされる水面と富士山を撮影される三好先生
Z 8 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S (f/11・30秒・ISO100・39㎜)
Z 9 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S (f/4・15秒・ISO1600・37㎜)
Z 8 + NIKKOR Z 24-120mm f/4 S (f/11・30秒・ISO64・60㎜)

風景サークルでは、2024年2月3日(土)~4日(日)に実施の「三好和義先生と撮る『冬の富士山』バスツアー」の参加者を募集中です。
私も富士山を撮影してみたいとはずっと思っていたのですが、撮影スポットがたくさんありすぎて「どこから撮影するのがベスト?」「どうやって撮影スポットを回れば良いんだろう?」などと考えてしまい中々撮影に行く機会がありませんでした。同じ悩みを持っていらっしゃるかたは是非!バスツアーですので移動も楽々です♪今回のバスツアーでは、初日の夜に河口湖で開催予定「河口湖冬花火」の撮影も予定しております(天候によっては中止になる場合もございます)。
今回のツアーで皆様にお会いできるのを楽しみにしております。(ニッコールクラブ事務局)

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