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Tomo
2024/11/21 11:10

西日をうけて

学生のときにひと夏を過ごした稚内へ行ってきた。40年ぶりの再訪になる。40年という月日はあまりにも長く、街並みをすっかり変えてしまった。いや、変わったと思うのは私の記憶が薄れたからかもしれない。

あの頃の北海道は周遊券を駆使して旅する若者で賑わっていた。最北の地、稚内も例外ではなかった。バックパッカーを乗せた札幌からの急行列車が着くとある者はユースホステルへ向かい、ある者は離島へ渡るフェリー乗り場に直行していた。ヒッチハイクも珍しくなかった。そんな光景も今ではほとんど目にすることがない。

40年経っても変わらないのは海に沈んでいく美しい太陽だけかもしれない。

 

11 September 2024

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2 件の返信 (新着順)
ゆきだるま
2024/11/21 22:14

シャープでキラキラ。
この瞬間に巡り会えてうらやましいです。
逆光西陽って難しいんですよね。
階調潰れてしまうし、光が飛んでしまうし。
黄金色!キレイです。
素晴らしい作品だと思います。


Tomo
2024/11/21 23:52

ありがとうございます。
偶然の産物です。撮影場所はまさに40年前の思い出の場所で、ほかの用事を済ませてようやく辿り着いた時は日没寸前でした。黄金色に染まるススキの穂は本当に綺麗でした。

makun
2024/11/21 20:13

40年前、あの頃、未来は明るかったですね。根拠もなく。今の若い皆さんはどうなんでしょうか。。


Tomo
2024/11/21 21:07

今の若い皆さんは未来をChatGPTで予見してるかも…😉