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月の舟

D700 f500mmF7.7 露光2秒 ISO1600 (2023年8月撮影)

 東の空から昇ったばかりのとても細い月です。

 これから天空を東から西へ駆け廻ります。
 黄金の舟に乗った親子の、お出かけ前の楽しそうな姿に見えませんか?

 月の細く輝いている部分が黄金の舟で、地球に照らされた古い月の中に兎の親子の楽しそうな姿です。
 このようなとても細い月(月齢28)は、見ようと思わないとなかなか見ることが出来ないと思います。月が昇ってから1時間程度で日の出となり、見えている時間が短くかつ、朝早い時間帯(撮影時刻が3時50分頃)の為に難しくなっています。ピントが甘くなったことと前景(山陰)が寂しいので模索中です。また、月の模様は地上との位置によって相対的に向きが変わることとなり、これもまた面白い対象になると思っています。(背景の星は、かに座です。)

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1 件の返信 (新着順)

写真もですが、タイトルもとても素敵です!
夕方の空を見ていても刻一刻と色が変わっていってしまうので、空の撮影は思っているよりもシャッターチャンスが短いんだなと実感します。天体はある程度、「何日の何時にこの形」と予測がついても、気象条件であったり微妙な時間の差で撮影するのが難しいですよね。じっくりと腰をすえた星空の撮影、贅沢な時間ですね😊


ありがとうございます。自然を相手にする撮影対象は時間的に待つことが多いですが、この撮影も背景の空の明るさと月の輝度が合う時間帯に月の出があること、その場所の透明度が良いことを考えると年間数回のチャンスしか無くなります。だから、天気予報を見て早起きをするのですが撮影さえも出来ないで帰ることが多々あります。仲間から26夜様参りを聞いて、その風景を修めたいと細い月の出を追っていますが未だに情景を撮れていません。画像は薄雲で焼けた夕空になります。(月齢1.38)
 D700 f500mmF7.7 ISO200 1/3秒(撮影2022年11月)