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望む星空

f85mmF1.4 絞り2 露光6秒 ISO1000 (撮影2024年11月)   

    明るい市内で晩秋から初冬の星空のある風景を撮れないかと散策した時に気づいた場所へ夜間に撮影に行ってみました。標準レンズと中望遠レンズを用意しましたが、現地に来たら駐車場の投光器、道路照明、街の明かりから漏れ出た光でハレーションがいっぱい!標準レンズでの撮影はあきらめて用意しておいた中望遠に切り替え、それでもハレーションが避けられず、仰角を上げて街灯りを画面からカット、避けられない車のヘッドライトなどは遮光板でハレ切り、夜間なのにフードは必需品です。紅葉の里山の後ろに雪山を期待していたのですが未だ降雪が少なく白くはなりませんでした。(星空はいっかくじゅう座で上部にバラ「薔薇」星雲が薄く写りだしています。)

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1 件の返信 (新着順)
nicolas
2024/12/04 17:51

85mmの中望遠レンズでも6秒位の露光時間なら星が流れないのですね。
周辺が明るいことで返って里山の紅葉🍁がハッキリと写っていますね。


コメントありがとうございます。正確に言いますと星も地上の風景も流れています。星も風景も止めるとなると多分2秒以下の露光になると思います。これでは星の数が少なく、ISO感度を上げると風景が明るくなりすぎますので簡易赤道儀を使って星を追尾しながら風景のブレも目立たないようにしています。星も風景も許容値までブラすことで露光時間を稼いでいることになります。
 他の方法として2秒以下の露光で連写して風景のブレが目立たない枚数を合成する方法が可能かと思います。(詳しくは無いですがNikonカメラで多重撮影が手軽な方法かなとも思います。)
 画像はフィールド撮影でのメイン機材です。今回もこの装備で撮影しています。三脚の雲台の上に簡易赤道儀、その上に自由雲台を1個又は2個重ねて載せています。バランスが悪いですがアングルを撮りやすいので致し方ありません。長時間露光ですのでピントリングは合わせたらその都度マスキングテープで固定しますが外気温によって微妙に変わります。
 紅葉の後ろに白い雪山を期待したのですが、夜間に白く輝くには未だ降雪が足りませんでした。

nicolas
2024/12/04 20:34

返信ありがとうございます。
簡易赤道儀を使われていたのですね。里山がぶれていないのでてっきりカメラ固定で撮影されたのだと思いました。露光時間とISO感度のバランスが絶妙ですね。
素晴らしいです!