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ゆきだるま
2024/10/18 00:02

生業

美山地区最後のアップになります。

 

ここ美山地区にはかやぶき屋根の家屋が

残っています。

 

もちろん集落の見学と同時に

住民の方々の生活を

垣間見ることとなります。

 

お庭に洗濯物を干していたり

窓硝子から部屋の中が見えたり。

 

日々繰り返される

住人の方々のプライベートを

撮影しに来たのではなく

ましてやこうして集落を

開放されている住民の方々の

ご苦労を考えると

撮影すべきではない。

そんな気がするんです。

 

上手く表現できないですが

この集落の雰囲気と生活感を

合わせて撮影することは

できないだろうか?

 

毎回訪れる度にそう思うのです。

 

すだれの奥に見つけた

あたたかい色合いの室内灯。

 

いかがでしょうか?

 

 

 


モデル名:    Nikon D850
レンズ:    VR 70-200mm f/2.8E
焦点距離:    200mm
 

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1 件の返信 (新着順)
遠山のタケさん
2024/10/18 19:48

雪だるまさんのその温かい心使い「住民の方々のご苦労を考えると撮影すべきではない」
泣けてきました!
それでも「合わせて撮影できないだろうか」この気持ちは真のカメラマンでしか無いと思います。
感動しました!m(_ _)m
温かい色合いの室内灯最高の写真だと思います!


ゆきだるま
2024/10/19 00:06

コメントありがとうございます。
この地区は何回訪れても素晴らしいのですが
洗濯物やおうちの中が見えていたりと
オープンな家屋もあります。
それをあえて撮るというより
そもそも生活している中へ他人が足を
踏み入れてしまっている現実も見えてきます。
生活している生業の部分と家屋自体の
ノスタルジックな部分とが上手く
撮影できないかと悩みながら集落を歩いています。
露骨な生活感よりも一部分で全体が想像できるような
そんな一部分のパーツをいつも探しています。