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サークル:風景

三好先生の撮影日記<Vol.17> 三重県 鈴鹿の森庭園

 

鈴鹿のしだれ梅

2025年、令和7年が始まりました。年を取ると1年はアッという間です。
さて、今年はどんな写真を撮ろうかと考えて、まず、頭に浮かんだのが梅です。
桜は定番ですが、実は僕、梅が好きなのです。梅の美しさは僕にとっては日本古来の文化の匂いがするものなのです。そんな梅の写真を今月は紹介いたします。
撮影したのは三重県の鈴鹿の森庭園。写真愛好家には有名な梅スポットです。しだれ梅が200本も咲き乱れる梅の名所。早春になると「梅はまだかな」という気分になります。ここは満開になる2月下旬にライトアップもされます。そんな鈴鹿で撮った写真。このしだれ桜の風情を詩的に表現してみたくて撮った作品。レンズを開放にして、しだれ桜のスポットが当たるように撮影しました。
2枚目はここの特徴でもある、背景に鈴鹿山脈を活かした写真です。前方に波型になった道を入れて、背景には山脈を配して、梅の花の色を際立たせた構図を考えました。
そして、3枚目の写真は広角レンズを使い、ダイナミックな表現を心がけました。夕暮れていく空。少し暗くなって、空の青さが思う色になるまで待って、待って、ライトアップされて、より鮮やかな梅と青い空の見事なコントラストを活かしました。
梅のワンダーランドの鈴鹿の森庭園。1日撮影していても飽きることなどありませんでした。(三好和義)

D5 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(f/2.8・1/4000秒・ISO400・200㎜)

 

D5 + AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR(f/11・1/8秒・ISO800・110㎜)

 

D5 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED(f/8・1/8秒・ISO800・15㎜)

 

鈴鹿の森庭園」は、日本の伝統園芸文化のひとつであるしだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的とする研究栽培農園とのこと。200本の梅の木が咲き乱れる様子は圧巻でしょうね!ぜひ皆様の地元の梅の名所も教えてください。(ニッコールクラブ事務局)

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