4月13日（土）10時00分より、ステップアップサークルのオンラインセミナーが開催されました！ 

冒頭に秋山先生がお題について話されたのは、被写体として動物や鳥はもちろんのこと、魚類でも、昆虫でも大丈夫ですよ、ということでした。動物といっても、現代ではなかなか身近に見つけるのは難しいかもしれない…という、秋山先生の優しいご配慮を感じました！ 

動き回る被写体を撮るために、やはり気になるのはシャッタースピードではないでしょうか。秋山先生は、大きく３種類に分けて、シャッタースピードの目安を教えてくださいました。 

シャッタースピードを上げると、気になってくるのがISO感度…。秋山先生はここでも、おすすめの設定を教えてくださいました！感度自動制御で、上限を3200にしておくといいそうです。こうしておけば、ISO感度が上がりすぎるのを気にすることなく、撮影に集中できるということでした。先生、なるほどです！ 

屋内で動物に簡単に触れ合える人気スポット、猫カフェなどでの注意点もお話していただきました。屋内での動物は、シャッター音などにもびっくりしてしまい、逃げてしまって出てこなくなってしまうこともよくあるそうです。ですので、屋内での動物撮影には「屋内サイレントモード」（SL）の設定が欠かせない、ということでした。知らずにシャッターを押してしまい、悲しいことになる前に、聞けて良かったです！ 

窓が多くあり、自然光が入ってくる環境の施設選びも、いい作品を撮るためには欠かせない要素だということでした。かわいい動物たち、より綺麗に撮りたいですよね！動物カフェ選びに、ぜひ取り入れたいですね！ 

動物撮影では、動物やシチュエーションに合わせて、どんどん設定を変更すると思います。そのうち、変えたところを忘れたり、元に戻すに一苦労したり…。そんな手間を省くために、秋山先生は、ファンクション（Fn）ボタンへの登録を勧めてくださいました。基本設定や、よく使う設定を登録しておけば、どんなにいじっても一瞬で戻ります。ストレスフリーになるこの機能、ぜひ使いたいですね！ 

撮影の時におすすめの服装があるそうです。それは…黒い服！白い服だと、ガラス面に映り込んでしまうそうです。見落としがちですが、大事なことですね！秋山先生、ありがとうございます！ 

動物園は、沢山の被写体に会える絶好のスポット！でも気になるのが、柵やフェンス…。大切だけど、撮影時には「なければいいのに…！」なんて勝手なことを、つい思ってしまいます。秋山先生は、そんなお悩みを解消するテクニックについても、教えてくれました。 

柵にぴったりレンズを付けるくらいがいいそうです！レンズに汚れが付くのを防ぐために、フィルターを付けておくといいそうですよ。試してみたくなりました！ 

秋山先生はこのほかに、様々なシチュエーションに合わせた設定などを、沢山の作例と一緒に、懇切丁寧に教えてくれました。参加者様はみなさんとても熱心に聞かれていて、メモと取られる方も多かったのではないでしょうか。私もカメラを持って、動物を撮りに出かけたくなりました。 

秋山先生、素晴らしいセミナーを、どうもありがとうございました！