梅雨のシーズンですね。雨の風景には日本的な情緒もあって風情を感じますが、僕は夏を先取りしたいと思ってしまいます。となると行き先は沖縄。実は沖縄、梅雨が本土より早く終わってしまいます。年毎にズレはありますが、本土が梅雨真っ盛りの頃、沖縄では早く梅雨が明けるので、一足早い夏風景の撮影を楽しめます。カラッとした沖縄らしい夏景色は気分爽快になります。

今回、ご紹介するのは西表島。実は2016年にニコンのレンズキャンペーンの旅で当選した皆さんとご一緒に撮影ツアーをしました。その時に撮った思い出の写真を紹介いたします。

その時は、馬を用意していただいたり、由布島の水牛車に乗ったりと楽しい時間を過ごしました。
西表島のいいところは、海岸風景だけでなく、マングローブの森のようなワイルドな自然があるところ。写真もさまざまなバリエーションが撮影できます。この作品の中で特に気に入っているのは、マングローブの木の根にとまったカワセミの姿。カワセミは漢字で書くと、「翡翠」と書きます。
そんな美しい字面がぴったりくる、何とも美しい鳥です。西表島に行ったら探してみて下さいね。（三好和義）

翡翠（ヒスイ）とかいてカワセミ・・・宝石のように美しいから？と思って調べてみたところ、宝石の翡翠はカワセミの羽の色からつけられたもので鳥の名前が先という説があるようです。鳥の名前から来るなんて・・・それもまたステキですね。今週末から来週にかけて多くの地域で梅雨入りし、ジメジメとした日々が続きそうですが・・・そんな中で三好先生の沖縄らしい夏風景を拝見して湿気を吹き飛ばしましょう！（ニッコールクラブ事務局）