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Ryo Dobon
2024/08/31 15:41

星降る北嵯峨

私も星景カテゴリー設立記念に1件、参考までにアップさせていただきます。

 

f/5.6、20秒で34枚、約12分を比較明合成でつなぎました。1月14日で、流星が申し訳程度に入ったのがせめてものにぎやかしでした。星景、と言っていいかどうかというと、ちょっと微妙かもしれませんが、一応ジャンル的には許していただこうということで。

 

一応、時刻は天文薄明直前の朝5時で、街頭もほぼない、真っ暗なところです。日常星景は(シーイングはもっと高いところにいかないとよくないのですが)まあまあな場所です。

 

 

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1 件の返信 (新着順)
ゆきだるま
2024/08/31 16:53

うわーっ!
きれい!!

質問していいですか?

比較明合成ってどうやってするのですか?
教えてください。

いまだ謎の画像加工なのですが。

追伸

本日のモノクローム講座
勉強になりましたよね!


Ryo Dobon
2024/08/31 18:48

ゆきだるまさん、

星の軌道の画像は、考えておく必要があるのは、撮影の時の工夫と、後処理の工夫です。

細かく書き出すと長くなるので、ポイントだけ書くと、
① どれくらい長く軌道を作るか:地球は1時間で15度ほど回転します(ざっくり24時間で360度ですよね):本当は1時間とか2時間とかやったことありますが、後処理が結構大変。でも、完成すると妙な達成感があります。最大2時間やったことあります:後述
② お分かりの通り、星は暗いですから、だいたい1ショット何秒とるか、ですね。1枚(とりあえずフレームと言っておきます)だいたい、私は15秒から30秒くらい撮りますね。これも、北極と赤道でちょっと工夫するかも。(天の北極はあまり動かないが、赤道は早く動く:露出のバランス考えます)
③ これを、インターバル撮影で、例えば30秒×120枚連続すれば、1時間(3600秒)になります。
  だた、注意しないといけないのは、Zはわかりませんが、少なくともD780では、30秒撮った後、センサーからデータの読み書きだと思いますが、それで2~3秒かかるので、露出時間は30秒でも、「インターバル」は33秒とかにしないと、次のフレームを撮ってくれません(この辺の感覚は、試してみないとわからないかも)結構この2秒とか3秒が曲者で、あんまり長いと軌道にしたときにグググっと拡大すると、ちょっと隙間ができます(まあでも、あんまりわからないから私は妥協してますが:誰かいい方法教えて)。

で、できあがった120枚の画像をつなぎ合わせるのですが、これが比較明合成です。
たぶん、普通の人はPhotoshop使われると思いますが、私は持ってない(PCが古いので重たいのと、あとお金がもったいない(笑))ので、フリーソフトのGnu Gimpというのを使ってます。「タダ」だからといって結構バカにできなくて、よくできてます。が、Photoshopより使いにくいです(たぶん)。私は慣れてますが、あんまりお勧めしません。

比較明合成、は1枚ごとに画像の明るさを比較して、それぞれの明るいほうのデータを撮ってきて、一枚に貼り付けていく、とういものです(逆に比較暗合成てのもありますが、星の軌道では使わないと思います)。

てところです。

「インターバル撮影」「星の軌道」「比較明合成」でググってみると、色々出てくると思います。きっといろいろトライ&エラーしてみることをお勧めします。でも、出来上がったら、かなりうれしいですよ。

星の軌道作品は、割と皆さんこれでやってると思いますが、もっと手間のかからない方法があるかもしれません。

あんまりいい説明じゃないと思いますが、すみません汗

ゆきだるま
2024/08/31 20:50

ありがとうございます。

やっぱり聞けば聞くほど
難しそうな加工ですね・・・
星を撮影し画像化するには
重要な加工と伺っております。

一度ググってみます。

Ryo Dobon
2024/08/31 21:07

ところで、今日のモノクロ講座、とてもよくわかりましたね。
これからいろいろと調整してみようと思いました(し始めてます)。